Web サーバーとして世界的に利用されている Nginx ですが、その知名度に比べて「どう読むのか分からない」という声が非常に多いソフトウェアです。結論から申し上げますと、Nginx の正式な読み方は エンジンエックス(engine‑x) です。
私は Nginxを、「ニンジンエックス」と呼んでいました。本当は何て読むんだろうと思ってしました。正しい読み方を知ってからは、「エンジンエックス」と呼ぶようになりましたが、結局もとに戻ってしまい今はまた「ニンジンエックス」と呼んでいます。
もちろん、人と会話するときは、「エンジンエックス」と言おうと思っていますが、その機会は今のところないです。
名前の由来は “engine‑x”
Nginx の開発者である Igor Sysoev 氏は、このソフトウェアを engine‑x(エンジン+X)という語感を意識して命名したと説明しています。 高速で軽量な Web サーバーを目指したこと、そして UNIX 文化に馴染む省略的な綴りを採用したことが背景にあります。
このように、Nginx の読み方はスペルから推測するのではなく、語源を知ることで理解できるタイプの名前になっています。
読み方が混乱されやすい理由
Nginx が「読みにくい」と言われる理由はいくつかあります。
- “ng” で始まる英単語がほとんど存在しないため、発音のイメージが湧きにくい
- “nx” で終わる単語も珍しく、語感がつかみにくい
- Linux と綴りが似ているため「ニンギンクス」などと誤読されやすい
- OSS 文化では読み方が曖昧な名前が多く、混乱が起きやすい
そのため、技術者の間でも最初は誤読し、後から「エンジンエックス」と知るケースが一般的です。
世界的に統一されている読み方
公式ドキュメントや開発者インタビューでも engine‑x と明言されているため、国際的にも読み方は統一されています。 海外カンファレンスや技術書、公式動画などでも「engine‑x」と発音されています。
日本でも技術コミュニティでは「エンジンエックス」が完全に定着しています。
読み方を知ることで見えてくる Nginx の思想
Nginx の名前には、単なる語呂合わせ以上の意味が込められています。
- 高速性(engine)
- 未知の可能性(X)
- 軽量・効率性を追求する設計思想
実際に、Nginx はイベント駆動型アーキテクチャを採用し、Apache よりも高い同時接続性能を発揮します。 名前の由来を知ることで、その設計思想がより鮮明に理解できるようになります。
まとめ

- Nginx の読み方は エンジンエックス である
- 語源は engine‑x にある
- 読みにくい綴りだが、世界的にこの読み方で統一されている
- 名前には「高速な Web エンジン」という思想が込められている