FXや株式投資では、「リベンジトレード」という言葉が使われることがあります。
リベンジトレードとは、損失を取り返そうとして冷静さを失った状態で取引を行うことです。
多くの場合、さらに損失を拡大させる原因になります。
リベンジトレードとは
例えば、ドル円で損切りになったとします。
本来であれば、
- なぜ負けたのか
- 相場環境は変わったのか
- 次の機会はどこか
を考えるべきです。
しかし、
「今すぐ取り返したい」
という気持ちが強くなると、予定にない取引を始めてしまうことがあります。
これがリベンジトレードです。
なぜリベンジトレードが起きるのか
投資では利益よりも損失の方が強く記憶に残ると言われています。
そのため、
- 負けた悔しさ
- 焦り
- 自信の低下
などが重なると、「損失をすぐに回収したい」という感情が生まれます。
しかし、市場は個人の損失を考慮して動いてくれるわけではありません。
感情的になった状態での取引は、冷静な判断を難しくします。
リベンジトレードの例
ロットを増やす
1万円負けた後に、
「次は2倍のロットで取り返そう」
と考えるケースです。
勝てれば回収できますが、負ければ損失はさらに拡大します。
エントリー回数を増やす
本来なら1日数回しかトレードしない人が、
負けた後に何度もエントリーしてしまうケースです。
取引回数が増えるほど、判断の質が低下することもあります。
ルールを無視する
普段は損切りを入れているのに、
「今回は戻るはず」
と考えて損切りを外してしまうことがあります。
これもリベンジトレードでよく見られる行動です。
リベンジトレードを防ぐには
リベンジトレードを完全になくすことは簡単ではありません。
しかし、次のような方法が役立つことがあります。
- 負けた後はしばらくチャートから離れる
- 1日の損失上限を決める
- トレードルールを文章化する
- 感情が強いときは取引しない
特に、「取り返したい」と強く感じているときほど注意が必要です。
損失はトレードの一部
どのような手法でも負けることはあります。
重要なのは、
損失を受け入れた上で、次のトレードを冷静に行うことです。
リベンジトレードは、「損失そのもの」ではなく、「損失への反応」が原因で起こります。
まとめ

リベンジトレードとは、損失を取り返そうとする感情から行うトレードのことです。
- 損失直後に起こりやすい
- 冷静な判断が難しくなる
- ロット増加やルール違反につながりやすい
- 損失を受け入れることが重要
投資では負けること自体は避けられません。しかし、感情的な取引によって損失を拡大させないことは可能です。リベンジトレードという言葉は、その危険性を表すために使われています。
