心筋梗塞という言葉には、 突然の出来事のようでいて、 その裏側には長い時間をかけて積み重なった 身体の小さな変化が潜んでいます。
心臓は、 休むことなく動き続ける筋肉のかたまりです。 その筋肉に酸素を届けているのが、 冠動脈と呼ばれる細い血管です。
この冠動脈が、 血のかたまりや動脈硬化で急につまってしまうと、 心臓の筋肉に酸素が届かなくなります。 その状態が 心筋梗塞 です。
酸素を失った心筋は、 時間とともに弱り、 やがて壊れてしまいます。 だからこそ、 心筋梗塞は「時間との勝負」と言われます。
胸の痛み、 息苦しさ、 冷や汗、 不安感。 身体が発する小さなサインは、 ときに命を守るための大切な声です。
心筋梗塞とは、 突然の出来事のように見えて、 身体が長い時間をかけて積み重ねてきた 静かな変化の結果でもあります。
その変化に気づくことが、 未来の自分を守る 最初の一歩なのだと思います。