「塩漬け」という言葉を聞くと、魚や肉を保存するための調理法を思い浮かべる人もいれば、株やFXで含み損を抱えたまま保有し続ける状態を思い浮かべる人もいます。
実は、この2つの意味には共通点があります。
この記事では、塩漬けという言葉の意味を料理と投資の両面から解説します。
塩漬けとは
塩漬けとは、本来は食材を塩で保存する方法を指す言葉です。
魚や肉、野菜などを塩に漬けることで保存性を高め、長期間保管しやすくします。
一方で、投資の世界では別の意味で使われています。
株やFXで大きな含み損を抱えたポジションを決済できず、そのまま長期間保有し続ける状態を「塩漬け」と呼びます。
つまり、同じ言葉でも分野によって意味が異なるのです。
料理における塩漬け
料理の塩漬けは、古くから利用されてきた保存技術です。
冷蔵庫のない時代には、食材を長持ちさせるために重要な役割を果たしていました。
代表的な例として、
- 塩鮭
- 塩サバ
- ベーコン
- 漬物
などがあります。
塩漬けにすることで食材中の水分が減り、傷みにくくなります。また、独特の風味やうま味が生まれるという特徴もあります。
関連記事:料理の塩漬けとは?食材を長持ちさせる保存方法を解説
投資における塩漬け
投資の世界では、含み損の状態で保有を続けることを塩漬けと呼びます。
例えば、
- 株を購入した後に大きく下落した
- FXで買った通貨が含み損になった
- 損切りできずに保有を続けている
このような状態が塩漬けです。
本来は短期の取引だったにもかかわらず、含み損を認めたくないために長期保有へ変わってしまうケースもあります。
関連記事:為替の塩漬けとは?含み損を抱えたまま保有し続ける状態を解説
なぜ投資で「塩漬け」と呼ばれるのか
料理の塩漬けでは、食材を長期間保存します。
投資でも、損失を抱えたまま動かすことができなくなったポジションを長く保有し続けます。
この状態が料理の塩漬けに似ていることから、投資用語としても定着したと考えられています。
どちらも「長期間そのままにしておく」という共通点があります。
塩漬けは良い意味なのか悪い意味なのか
料理では塩漬けは一般的な保存方法であり、必ずしも悪い意味ではありません。
しかし投資では、多くの場合は否定的な意味で使われます。
なぜなら、
- 資金が拘束される
- 含み損が拡大する可能性がある
- 精神的な負担になる
といった問題があるためです。
ただし、長期投資の結果として一時的に含み損を抱えているだけの場合は、必ずしも塩漬けとは言えないという考え方もあります。
まとめ

塩漬けには大きく分けて2つの意味があります。
- 料理における塩漬け:食材を塩で保存する方法
- 投資における塩漬け:含み損を抱えたまま保有し続ける状態
もともとは料理の言葉でしたが、その特徴が投資の世界でも比喩として使われるようになりました。
塩漬けという言葉を見かけたときは、料理の話なのか、それとも投資の話なのかを文脈から判断すると理解しやすいでしょう。
