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損切りをしない

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非現実的に感じます

損切りをしない── この言葉は、どこか強さのように聞こえることがあります。 耐える、信じる、待つ。 そんな前向きな意味を重ねてしまうこともあります。

けれど、実際の相場の前に座ってみると、 損切りをしないという選択は、 ほとんどの場合、現実的ではありません。

相場は止まらずに動き続けます。 自分の気持ちとは関係なく、 淡々と、ただ価格だけが進んでいく。 その中で損切りをしないというのは、 未来のどこかで“助かるはず”という 根拠のない期待に身を預けることに近いのだと思います。

損切りをしないとき、 判断は止まり、 時間だけが進みます。 含み損は静かに膨らみ、 チャートを見る目が狭くなっていく。 その状態を続けることは、 現実的というより、 自分を追い詰めていく行為に近い気がします。

損切りをするというのは、 負けを認めることではなく、 未来の自分を守るための区切りです。 その区切りを入れられないまま進むと、 相場では簡単に飲み込まれてしまいます。

損切りをしないという選択は、 強さではなく、 ただ決断を先送りにしているだけ。 そう感じる瞬間が増えるほど、 “非現実的だな”と思うようになりました。

今日はその静かな気づきを ひとつ置いておきます。